
我が国における再生可能エネルギーの重要性は日々高まっており、とりわけ洋上風力発電は、地域経済の活性化や脱炭素社会の実現に向けた中核的な役割を担っています。
しかし、洋上風力分野における高度な専門知識と実践力を備えた人材はまだ十分とは言えず、産学官が一体となった人材育成の仕組みづくりが急務です。
本事業では、長崎大学を中心に企業、自治体、研究機関が連携し、学習者一人ひとりが実務に直結したスキルを習得できるリカレント教育プログラムを提供するとともに、地域の産業・研究エコシステムとの接続を強化します。
講義や演習、実地研修を通じて、受講生は専門知識だけでなく、課題解決能力やチームでの協働力も高めることができます。
また、企業の皆様にとっても、社員のリスキリングや次世代人材との接点形成に資する機会となるものと考えております。
さらに、デジタルツールや認定制度を活用した学習履歴の可視化により、学んだ成果を実務に活かしやすい仕組みを整備しています。これにより、地域の産業界と大学が双方向で学びあう持続可能な教育モデルの構築を目指します。
長崎大学は、これまで海洋・エネルギー分野における教育研究の蓄積を活かし、地域と社会に貢献する人材育成に取り組んでまいりました。
本事業を通じて、洋上風力分野で活躍する次世代人材を着実に育成し、地域の再生可能エネルギー産業の発展に寄与してまいります。
今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
長崎大学洋上風力人材育成リカレント教育エコシステム構築支援事業代表
総合生産科学域学域長
木村 正成